Apple Human Interface Guidelinesに再会しました。
“Human Interface Guidelines:The Apple Desktop Interface”,Copyright ©1987 by Apple Computer,Inc. Addison-Wesley Publishing Company,Inc.
第一章のタイトルがPhilosophy(哲学)です。かっこ良いと思いませんか?
直ぐにユーザインタフェースの設計の10の原則が提示されます。永年この原則にしっくりとして腑に落ちる日本語にしたいと思っていました。皆さんと一緒に良い訳を考えて行きたいと思います。今回は取合えずの訳をつけて紹介したいと思います。
General design principles(一般的なデザインの原則)
- Metaphors from the real world:実世界からのメタファを使う
- Direct manipulation:直接操作
- See-and-point :(instead of remember-and-type):見て指す(覚えたタイプするのではなく)
- Consistency:一貫性
- WYSIWIYG(what you see is what you get):見た通りのものを得る
- User control:利用者がコントロール
- Feedback and dialog:フィードバックと対話
- Forgiveness:寛容性
- Perceived stability:安定してると感じられること
- Aesthetic integrity:美的な統一感
原則に好きも嫌いもないのですが、私は8番目の”Forgiveness”が一番気に入っています。
滝澤 寛